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地元をもっと、オモシロク。

2017.6.7

地元をもっと、オモシロク。

みなさんはじめまして、ブロケードの木村伊織と申します。
このブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今週から社員(3人)によるブログを始めたのですが、
そうですねぇ、私の記憶では、2年振り5度目くらいのチャレンジです。

「継続は力なり」と書かれた半紙を持ったおっさんが夢の中で襲ってきて、うなされます。

自分のことについて簡単に説明しますと、
社内では、フリーペーパー戸塚新聞の編集長をしています。
と言っても、専ら社内でパソコンを前に
「静」の仕事していることの方が圧倒的に多く、
「動」の部分は他の2人の社員に任せています。

ありがとう、みんな。ありがとう、ジョブズ。

性格を一言で表すなら、「寛容と忍耐」。
池田勇人のキャッチフレーズを体現することでお馴染みの30歳です。
たまにある飲み会ではつぶさにツッコミをするよう心がけています。
あと、8か月の子供がいる育メン(ぶってる)です。

これからどんなブログを書いていこうかは模索中ですが、
たまのトイレのお供にご覧いただけると嬉しいです。

さて、最初に選んだテーマは「キャッチコピー」。

弊社では様々な制作物を手がけていますが、中でも
キャッチコピーというのは見る人にモノ・コトの魅力を
端的に伝えるのに非常に有効な手法と言えるのではないでしょうか。

そこで今回は最近いいなーと思ったキャッチコピーから
往年の作品まで事例をご紹介しつつ
戸塚新聞のキャッチコピーについてもご説明しようと思います。

結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです。

いいですよね、これ。ゼクシィのキャッチコピーです。
下の句の「私は結婚したいのです。」が、
「結婚しなくても幸せになれるこの時代に」という上の句によって
ぐっと言葉に力が宿るような感じがあります。
多様な価値観があって、様々な選択肢があるこんな時代に、
結婚して幸せになりたいという、女性のシンプルで純粋な思いが詰まっているのと、
結婚しない選択をも尊重しているという高等技術です。
モデルは現在NHK朝ドラ「ひよっこ」に出演中の佐久間由衣。

ともだちの「ゼンゼン勉強してない」ほど当てにならないものはない。

テスト前、最大のあるあるです。Z会のキャッチコピーです。
日本では「全然勉強してないのにいい点数が取れる」=「すごい」「頭良い」
というスタンスが根付いていることもあり、誰もが経験しているのでは。
個人的には一生懸命勉強して、良い点数とってる人も格好良いと思いますが。
テスト当日の朝、頭良い人ほど「勉強してない」って言いますよね。

このへんないきものは まだ日本にいるのです。たぶん。

糸井重里のキャッチコピーです。

違います。糸井重里が手がけた「となりのトトロ」のキャッチコピーです。
確かに鼻の穴は大きいですが、糸井重里はへんないきものではありません。

余談ですが、元々は
「このへんないきものは、もう日本にいないのです。たぶん」だったそうです。
上がってきたコピーを見た宮崎駿が「へんないきものは、いるんだよ」とだけ言い、
それを面白いと思った重里が「まだ日本にいるのです。たぶん」に変えたたのだそう。

「地元をもっと、オモシロク。」

これは弊社発行の戸塚新聞のキャッチコピー。
これ、高杉晋作の辞世の句をもじったキャッチコピーなんです。

オリジナルは「おもしろき 事もなき世を おもしろく」。
下の句は病床で看病をしていた野村望東尼が「すみなすものは心なりけり」と
詠んだと言われています。

言葉の真意はよくわかりませんが、ブロケードでは
暮らしている人に「地元をもっとオモシロク感じて欲しい」という想いが
そのままキャッチコピーになっています。

その街で住んでいたり、働いていたりしても、
意外とその街のことってよく知らない人が多いんです。

街にはたくさんのまだ知られていない魅力がある。
そんな魅力を知っていけば、今よりもっと街が好きになるかもしれない。
自分の街が好きな人が沢山いる地域は、きっと幸せな連鎖が生まれるはず。
そんな想いで始めたのが、ブロケードであり、戸塚新聞。
だと思って働いています。(私なりの解釈が強めに入っています。)

ありがたいことに街の方からもたくさんの温かい声を聞く機会もあり、
今後も街の人たちのために、
街をオモシロクする活動を続けていきたいと思います。

最初から少しかたくなりましたが、「継続は力なり」
心地よい睡眠のためにこのブログも続けていこうと思います。