料理写真は求めれば求めるほど、わけわからなくなってくる、三根です。
会社には、写真を美味しそうにできる「魔法使い」がいるので、これまであまり意識してなかったのですが、最近明らかに色味が美味しそうに写らない撮影現場がありました。
なんだか冷たい感じがする、「温かい料理なのに・・・」という絶望感。
コンビニの店員に「温めますか?」と聞かれたので、「お願いします」といったら、ホカホカのネギトロ丼が帰ってきたときの絶望感に近いものがある。
そこで、過去にカメラマンに聞いたホワイトバランスの話を思い出しました。
「ホワイトバランスは『マニュアル設定』にすべきですよ」。そしてマニュアル設定にしたところ、世界が変わりました。
そう、マニュアルホワイトバランスワールド、略して「マニュホバワールド」へ。
ホワイトバランス本当に簡単な設定
超絶シンプルなcanonの設定方法は以下にあります。簡潔です。
http://cweb.canon.jp/camera/cms/c4_1.html>
ホワイトバランスの設定方法
1.白い板(専門的だと「グレーカード」)を画面いっぱいに撮ります。
※焦点(フォーカス)があっていることと、露出(明るさ)が適正かどうか(白トビしてないか)に注意。(オートフォーカスだと白すぎて焦点が合わないので、マニュアルフォーカスで焦点を合わせます)(括弧多め)
2.カメラのメニューから、「MWB画像選択」から、先ほどの白い写真を選択。(「MWB」はマニュアルホワイトバランスの略)
3.WBの設定をマニュアルに設定。(「WB」はホワイトバランスの略。そういうボタンがあります)
自分の場合、そこらにある白い紙を使います。白けりゃなんでもいい精神で。
ホワイトバランスの適当な概略
もともと、デジタルカメラには、「ライトが多少色味があっても、白いものは自動的に白く見せる」という機能があって、多くの場合はそれで撮影してます。
ただそこは機械、やはりあらゆる環境に対応できるわけではなく、「白ってこういうことでしょ?」と平気な顔して青い豆腐を見せてきたりします。(青になることはほとんどありませんが)
そうすると、キモってなりますよね?
「青い豆腐キモっ」って。
もしかしたら「青い豆腐かわいい!インスタにあげよ!」っていう女の子はいるかもしれませんが。
キモいもんはキモいです。
そういう時に、「白はコレ!」と教えてあげるのが、マニュアルホワイトバランス画像。
すると、白を基準に自動的にホワイトバランスを調整してくれます。
以上ホワイトバランスの話でした。
ちなみに今回の環境は、居酒屋などの暗い場所で、店内の明かりはなく、ライトを立てて、お腹が空いた状態で、お店の人に監視されながら、から揚げを撮っている状況を想定しています。
環境によってもいろいろ設定をいじっているので、「参考まで」に踏み留めてください。「参考まで」より先に踏み込んでしまうと…その先は自己責任でお願いします。
では、楽しいマニュホバライフを。
いつか、一度使ったらやめられない、ライティングの話もしたいと思います。