※今回の記事はかなり個人の見解が強いうえ、まとまってない、言わば「この瞬間のごちゃっとした考え、とっておこう」系のものです。
今日、ある東戸塚の飲食店との打ち合わせで、「東戸塚はこんなに人が住んでるのに、夜に人がいないよね」という嘆願ともとれる声が聞こえてきました。
東戸塚には昔から言い伝えがあって、暗くなってから出歩くと、白い体に無数の色の斑点がある、梨を頭に乗せたお化けに食われる、といった民間伝承もありません。
ではなぜ、東戸塚の夜は人がいないのか。
なぜ夜に人がいないのか
巨大な街「横浜」と、東戸塚の街の方向性がね、ちょっとね
その場の会話の内容は、やはり横浜最強だよね、というのと、東戸塚の「街」の方向性がちょっとあれだよね、夜向きじゃないよね、という流れに。「夜は帰って寝ようね」という健全な感じ。
もちろん、アクセスは秀逸だし、住み心地もいい「みんなの街、東戸塚」なんだけど、それだけ。言ってしまえばそれだけの街。「面白くはないよね」となってしまう。だったら横浜行くし。近いし。
ぶっちゃけ住人が面白さを求めてない
じゃあ、住人は面白さを求めているかって言ったら、語弊がある言い方をすれば、まったく求めてないのではないかと思う。
じゃあその議論無駄じゃん、と思うところだけど、そこはそうじゃない。
積極的に「求めてるんだよ!なんとかしようよ!」ということではない、というだけで、「え、なんか、まあ、どうでもいいなー、あ、アイス食べよ。そりゃ、面白くなったらなったでいい感じだし、面白くなってほしい、という側の人間ではありたい」という感じなだけ。
面白い街にしていく動きがあれば、なんとなく応援したくなる
つまり結局住民に街をどうこう、っていう意志はなく、基本的に流されている。
もしくは、相当暇か、一日中東戸塚にいる人(もちろん夜も出歩く人)でもなければ、そんなこと考えない。
だって、みんな忙しいもの。
仕事とか、育児とか、趣味とか、とにかく東戸塚の人はなにかと忙しいし、それがライフスタイルだからまっとうするのは当然。街のことなんて二の次三四は飛ばして五の次。
でも、たまーに、東戸塚にこれまでなかったお店ができたり、イベントをやっていたり、なんか動きがあると、ノッてくれて、賛辞や批判をくれて、「いいね!東戸塚面白くなってきたよ!」って感じになる。
それは大きな動きでやればいい
なんか例えば、夜向けのイベントしてみたり、名物をつくってみたり、なんか「やろうとしてる感」を出せば、街にいる人はそこに乗じてきてくれるわけだから、そういう風潮を誰かがつくればいい。
オイスターバーができた
そう、こういう新しい風が吹いて、それに集まる人が増えてきたら面白いよね。
数が少ないから選択肢はないけど、実はズームアップすると横浜とか、都内に通用するお店もある。きっと。
時間がかかることだけど、「こういう街にしよう」って意思が、ある程度大衆の意思になってくると、それに近づく気がする。
もう外から見て知っている人も多いと思いますが、VIRGINオイスターハウスという新店舗です。もともとラーメン屋『空海』があったところ。
今日取材しに行ったので、ちょい出しです。ちなみに、最初の会話のシーンお店はこちらではありませんので、あしからず。